9月6日の金曜日、
富士山に登る日がやってきてしまいました
最初の予定日は、8月2日だったんですが
天候を見ているうちに一ヶ月ずれ込み、この日になりました。
この日も天候が微妙で、基本富士山に行ってみないと分からないといった状況で
五合目の富士宮口まで行ってみます
(7時に浜松西インターに入り、10時位に到着)
(たくさんの登山者が集まっている)
さすが2400メートル地点
半そで、短パン、草履では寒いくらいで先が思いやられます
登れる事を確認して、山の装備に変え11時に出発します
ココから5時間半
苦しみや絶望、希望と夢、いろんな思いが交錯する時間を過ごします
(生きた屍になっているボク。クソ寒い!!!!!!)
午前4時半に頂上に到着しまして、日の出を待ちます(5時15分予定)
またこの時間が、寒くて寒くて寒くて、眠くて眠くて眠くて
遭難するかと思うくらいの状況です
デジカメの操作も出来ないくらい寒くて、命の危機を感じます
(何でここにいるのか分からないボク)
(御来光を待つ。この時点でプチ遭難)
御来光を少し拝んで、早々と下山に入ります
(動いてないと、寒くてどうにかなってしまう)
途中、太陽が出てきてくれまして
身体も心も解きほぐされていきます
太陽!!!!最高!!!!!
登ってきた激坂を、今度は下るわけなんですが、眠気と疲労で
足元に対する集中力が途切れそうです。
途切れると当然、捻挫、骨折、滑落と、山の危険が襲ってきます。
ここら辺が、弾丸登山の危険なところだと思います
山は、登る時より下る時のほうが辛い(ボクは両方辛いが・・・・・。)
左ひざが悲鳴を上げ始めました
下るスピードががくんと落ちまして、頂上から一番に下山したにかかわらず
ガンガン抜かれる始末
痛いところを見せるのも格好悪い、と言う事で
平然とした顔で下っているけれど、明らかに変な歩き方
登りと同じくらいの時間をかけて、何とか下山
(雲海は最高に綺麗
暗くて分からんが、顔が死んでいる
)
やっと五合目に帰ってきて、駐車場にへたり込んでいると
管理のおじさんが記念に、しおりをくれまして
(あのおじさんは、林野庁の人か?)
あれから二週間経ち、左ひざの痛みも消えました
人間と言うのは、愚かと言うか、賢いと言うか
『咽喉もと過ぎれば熱さ忘れる』と言うか
富士登山が、ものすごく苦しかった
のにもかかわらず
またできるかも
なんて恐ろしい事を考えているボクがいます
(目を覚ませ!!!!!!ボク
)