男らしさ、女らしさ、子供らしさ
らしさっていうのが、人間あるわけで
整体師らしさや、魚屋らしさ、警察官らしさ、というのもあります。
友達同士で相手のことがわかっている場合、らしさは笑える源にもなります。
大学時代の同窓会の幹事は、持ち回りになっていて
毎年(できれば)各地で行なわれてきました。
しかしここ最近、岐阜のK君のところで止まっているのです。
毎年、大体11月に開催されることが多いことから
K君に催促の電話をしてみると、
K君 「去年は、どうもやる気が起きなくて、今年はやる気があるんだけど
どうにも動きがとれなくなっちゃった」
寿 「そんなの、さじ加減ひとつじゃん。
しかし、何で?動きが取れなくなったの?」
K君 「11月くらいに子供が生まれるんだ」
「まだ、小原にしか言って無いんだけど・・・。」
寿 「それは、動きがとれんね。まあ、メデタイことだからいいじゃん」
(初めて聞いて、ビックリ)
ここに、K君らしさが出ています。(黙っている)
結婚した時も、いきなり年賀状に結婚式の写真が載っていて
ビックリした思い出があります。
今回も、K君曰く「年賀状で知らせるつもり」だったそうです。
らしさといえば、
これも大学時代の友達の話なんですが
姫路で同窓会があって、帰りに姫路城に行くの、行かないの
って話になったとき
(しかも、姫路城の改修工事に入る前の年のこと)
御津のO君が帰る気満々で、車を出したモノですから
みんな、ついていってしまったわけで・・・。
途中のSAでお土産を買っているとき
O君 「なに?みんな姫路城行きたかったの?」
「おれ、何回も行って見てきたからいいかなと思って」
「言ってくれれば、付き合ったのに」
この場所の、そしてこのタイミングで、この言葉が出るのが
O君らしいといえば、らしいのです。
O君以外の4人は、姫路城に行ったことがありません。
三重県の女子2人は、あんまり帰るのが早すぎて、家族に格好が
つかなくて、喫茶店で時間をつぶして家に帰ったそうです。
前述のO君関係でひとつ
20代の頃、友達の葬式があり、ボクは行けなかったんでO君に香典を
立て替えてもらったことがあります。
20数年たった今も、ボクは返してないわけで・・・・。
毎回、催促されると出世払いにしてくれ、みたいなことを
言ってきたような気がします。
もしこれが、K君やO君に、あいつらしいな、って思われていたら
ボクが一番ダメじゃん、と再確認